プライドは足かせ、流行には乗るに限る

ハンドメイドビジネス

『流行っているものはなんでもやった方がいい』

10年くらい前、空前の『パシュミナ』ブームがあった時に、デパート催事業界のタイ製品を扱う大先輩がおっしゃっていた名言です。

当時、その数年前から『パシュミナ』という素材が気になり、調べてはいたのですが、ネパールの最高級素材の商品で値段も高いし、私はタイの製品を扱っていたため、躊躇していたのです。

パシュミナは、カシミヤ繊維等を糸に紡ぎ、織り上げた、ネパールやインドで伝統的に作られてきたショールおよびその素材を指す。

非常に弱い糸から生地を織り上げるため、ネパールで古くから経糸にシルクを用いている。

引用元:Wikipedia
画像:パブリックドメイン

流行り始めて、ネパールの方はビルが建つほど儲かりました。

タイ雑貨の先輩も売り場の半分くらいをパシュミナ製品にし、売り上げを上げていた横で、私たちは『節操がないな〜』と負け惜しみを言っていたものです。

結局は、儲かるのがわかっていながら指をくわえて見ることしかできませんでした。

やるなら早い方がいい

何かをしようとする時、それがまだ誰も見たことがない時にやろうと決断するのはものすごい賭けですが、それが当たった時に1番トップに立てるのはそういう人。

次に来るのが、まだほとんどの人が知らない時に、ある一部で話題になり始めたものを、躊躇なく判断し、いち早く取り入れられる人です。

大概の人は、流行り始めているのに、プライドが邪魔をして取り入れられず、機を逃してしまいます。

そうして二の足を踏んでいるうちに、うまみも少なくなり、在庫も残って結局損をしてしまいます。

どうせやるなら、躊躇せず早めにやった方がいいということです。

早すぎるとアンチな意見が出る

流行りと言ってしまうと申し訳ない話なのですが、手作りマスクがSNSに登場し始めた2020年2月ごろ、タティングのマスクカバーを投稿しました。

衛生面や実用性の面で様々なご意見があったかと思いますが、タティング専門店として、タティングで作ったマスクカバーをいち早く出すことに意味があったのです

案の定アンチな意見がでて、うちは販売まではいきませんでしたが、そのあと手作りマスクが流行って寝る暇もないほど売れた方がいらしたのはみなさんご存じのとおりです。

布マスクより不織布マスクだ!になってからは在庫の山だったと思いますので、先にやったもん勝ちだったいい例だと思います。

まだ誰も見たことがない時に出すのは勇気がいるし、一般的になるまでは結構アンチな意見も出ると思いますが、もし進めたいなら、負けずに早めに進めた方がいいかなと思います。

マスクカバーはティシュケースと同じだった!(無料PDF付き)

平面ですが、工夫次第でいろいろアレンジできると思います。

レシピのPDFを無料公開しているのですが、なぜかパスワードを入れてしまったので、閲覧にはパスワードが必要です。

パスワード maskcover  を入れてください。 ダウンロードはこちら

勘のいい方なら、これがティッシュケースと同じモチーフだと気づかれるでしょう。

なら、ティッシュケースもできるかも!?

懲りないといわれるかもしれませんが・・・

【クリームソーダ】は、昨年飲み物で流行り、今年は刺繍やマスコットやアクセサリーとして、手作り業界のモチーフとしてよく見かけるモチーフです。

節操がないと言われるかもしれないですが、タティングで作ってみることにしました。

編みぐるみのようなものは気分じゃなかったので、ショットグラスにビー玉を詰め、アイスクリームの針山と、さくらんぼのまち針にタティングでカバーをして、クロバーさんのピコットゲージをスプーン代わりにしました。

【 クロバー】 ピコットゲージ

タティングレースのピコットの大きさを均一に揃えることができるゲージのセットです。 ◆1・2・3・5.7.10.13mm用の7種類用のセット。

◆複数のピコットを続けて作ることができ、便利です。

◆糸が触れる部分に角(かど)が無いので、ピコットがキレイに仕上がります。 タティングレース作品の完成度をさらに上げることができます。

8月のプレミアム会員様用無料PDFにしますので、お楽しみに(^_-)-☆

まだ7月会員ですが・・・

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