太糸ブームよ来い!~本当は太い糸もかわいい説

タティングレース

輸入糸もどんどん高くなり、取扱いの量もどんどん少なくなっていってしまうかもしれないので、国産の糸を見直そうと思っています。

#40程度の糸が使いやすいのはわかっているのですが、色数が多いわりに、アクセサリーでは使う糸も少ないので、お店的には仕入れが多いわりにあまり売れないと大変です。

『かんたんで、糸をたくさん使うもの』の方がいいかなということで、太糸のものをいろいろ作ってみています。

目を付けましたのは、ダルマの葵#30 

品質も良く、タティングにも向いています。

まず初心者さん向けに四つ葉のみをつなぐ 【リング・リング・バッグ】 1.5玉使います

ミャンマーのベストをアレンジした、簡単モチーフをつないだ【ショートベスト】 6玉弱使います

新作さくら色の【セラーカラーの付け襟】 1玉だけでできます

以前ダルマの♯30 絹のレース糸で作っていた廃番キットも葵で再販準備中♪ これも1玉でできそう

しかし葵#30は絹のレース糸♯30より太いです(>_<)

襟なんかでは1玉しか使わないなんて、ビジネスとしてはなかなか難しいですね・・・

アクセサリーではなくて、簡単なものでもつなげば何でもできるタティングが流行ってくれないかなあ~

タティングって本来そういうもんなんだけどなあ~

暇に任せてずーっと同じことをする遊びなんだけどなあ~

少しの道具で同じ模様を繰り返し作り、襟や袖を飾ったものだと思うんだけどなあ~

少ししか糸を使わないと、本当にレース糸は絶滅してしまいます。

そして、図ばかりを求められて、糸はもっと安いお店で・・・が続くと、小さな糸屋さんも本気で良質な糸を作っているメーカーさんも絶滅します。

世の中は細い細いを求める傾向にあるとは思いますが、実は太い糸で作ったものもかわいいのです。

すぐできるし、大きいものができます。

初心者さんだけではなく、ベテランさんにも太い糸を使って欲しいと思います。

ダルマレース糸 #30 葵

綿 100%(スーピマ綿使用)
重量:25g 約145m
一般的な#20レース糸よりも細く、繊細なレース編みが楽しめる糸。
繊維長がとても長く強い光沢が特徴の米国産スーピマ綿を使用し、 さらに糸の光沢を強くするシルケット加工を施しているので、まるでシルクのような高級感のある光沢が特徴です。

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