何かを考えてやろうとすると、すかさず同じようなものをぶつけてくる人がいます。
ずっと前から考えていた。はあるでしょうが、それにしてもタイミングが良すぎるのです・・・(2020年3月記)
顧客を盗まれた(>_<)
前の仕事で、短期のアルバイトに顧客名簿の全ての情報を盗まれたことがあります。
彼女が自分の店を出すときに、オープンを知らせるハガキがうちの顧客に行って発覚しました。
今なら完全に個人情報保護法違反ですが、20年前なので、ああ、やられたな!くらいのことでした。
あのお店が今でもあるとは思えないので、まあ、一つの苦い思い出です。
ダスキン VS サニクリーン VS 頑固店主
うちのお店の足拭きマットは、外がダスキンさんで、店内がサニクリーンさんです。
これには訳があって、オープン前の工事中に
『お店のオープンに合わせてマットいかがですか?』と営業にいらっしゃったのはダスキンさんでした。
ただ、外用は良かったのですが、店内用のマットに気に入った色がなかったので、1枚だけ契約したのです。
お店がオープンすると、すかさずサニクリーンさんがいらっしゃいました。
『外のマット、ダスキンさんですよね?同じものを安くするので、変えませんか?』
私はそういう営業が大嫌い‼︎
こまめに街を観察し、オープン前のお店に、断られることも厭わず、いかがですか?と飛び込んだ勇気を買いたい。
『あなた!そういう人のものを取るような営業をしないの!』
と言ってから、もし店内用に合う色のマットがあるなら、契約しましょう…というわけで、中と外が違う会社になったのです。
つい先日、今度はダスキンさんの新しい営業さんが
『中のマットサニクリーンさんですよね?うちにも同じ色のマットありますよ!』
と、いらっしゃったので、また初めから説明してお帰りいただきました。
SNS普及でますます加速
ハンドメイドでも、画像を上げるとすかさず同じようなものが作られるものを目にします。
それどころかお道具や技法までも、聞いた話ではなく、まるで自分発信のように伝わって来ます。
タティングレースを広めたい!という方に限って、教わらないでできる方法や100円ショップで買えるものや、無料のものなどを、有料の人が出したとたんに同じようなものを出されます。
みんなには喜ばれるとは思いますが、でもそれって、お金をかけて開発したり、一生懸命伝えたり、作ったりすることができなくなってしまい、結果それ以上広まらなくなってしまうような気がします。
人が築きあげた仕事を横取りするのは、一見簡単で、一瞬は成功したような気がしますが、そこまでに至るプロセスを背負った人と端折った人では、底力が違うと思いたい。
これって時代遅れなんですかね・・・
まとめか負け惜しみか
なんで2年も前のこの話を思い出したかというと、昨日クルーニーリーフのことを訊かれたからです。
クルニー・リーフを簡単に作れるプレート
プラスチック製
写真入りでわかりやすい英語の解説テキスト付
大きさ:11cmx13.5cm
ニードルタティングもシャトルタティングも出来ます。
デザイン:斉藤 ようこ
内容 レシピ 使用糸、ブローチ金具
出来上がりサイズ 約7cm
クルーニーリーフ、スプリットリング、横つなぎリング、ジョセフィンノット
変形リングなど様々なテクニックを使っています。
さっそくブログネタにしようかと思ったのだけれど、このクルーニープレートを出すたびに
『買ったけど使えない』
『手でもできる』
『あれで代用できる』
『こちらにもクルーニーを使ったあれがある・・・』
とすぐにたくさん出てくるのを思い出して面倒になったからです。
自分で思ってるだけならいいのに、親の仇のようにすぐに買わない方法を出されてしまって・・・
負け惜しみです。お気になさらずに(^_-)-☆
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