カルチャー

100年前のビーズの通し方~The Art of Tattingより~

1910年発行のThe Art of TATTINGの中に興味深い記述がありました。祭壇用のベールには、本物の真珠が使われています。後から付けているのではなく、タティング中に入れ込んでいるのです。どうやっているのかと思ったら・・・
タティングレース

夏休みの宿題のように作ったビーズバッグ(フリーレシピ付き)

2020年4月に緊急事態宣言が出された時、【この機会に時間がかかるものを仕上げよう】と、夏休みの宿題のようにこのバッグを一心に作ったことを思い出します。ビーズをそろえるのも大変だし、糸もなくなってしまったので、簡単なフリーレシピとしてここで公開したいと思います。
ハンドメイドビジネス

タティングレース店のオンライン化を振り返る

2020年の一連のコロナ騒動により翻弄された個人経営のショップが、困難に立ち向かいながら、2年半オンライン化を進めた様子をここにまとめようと思います。プレミアム会員様限定の店長日記で、愚痴を聞いてもらうように書き綴った苦悩の日記です。
カルチャー

フランス語にするとなんかかっこいいけど意味は分からない説~タティングで『オモニエール』を作ってみた~

モダンガールシリーズを作ろうと思っていろいろ見てみても巾着ばかりなのよね・・・巾着をいい感じで言えないかと探していたら、フランス語で『オモニエール』というらしい。なんかボンボニエールみたいで、高貴な感じがしませんか?結婚式用オモニエールにしようとしたのですが、気になっていろいろ探すうちに『初聖体式用バッグ』というのに当たりました。
その他のお悩みに

一番知りたい!?タティングを売る資格や教える資格ってあるの?

お店におりますと、お客さんや先生、生徒さんから、商品のことだけではなく、タティングに関するいろいろなことを質問をされます。皆さんどこに聞いていいかわからず、悩んでいることだと思いますので、今日はその模様を問答形式で書いてみました。
カルチャー

観覧車、最後に乗ったのはいつだろう・・・ビンテージのタティングドイリーを再現しながら

アンティーク屋さんで、1900年代、フランスとだけあったタティングドイリーを購入しました。糸の状態から 100 年は経っていない 50 年から 70 年ほど前のビンテージものと思われます。再現してみようとよく見てみたら、なんだか観覧車に見えてきました。そこで観覧車を調べてみました。
タティングレース

ランプ(キャンドル)シェードが上手くできたので・・・

1916年 Richardson's Tatting Book No.7 Beaded Candle or Electric Light Shadeの再現をしましたが、書き方がいつもと違い手こずりました。何とか形になって、ワイングラスにLEDランプを入れて、紙のシェードでも安全です。簡単ですが、シルク糸で豪華なキャンドルシェードになりました。それにしても、ランプ(キャンドル)シェードって、ロマンティックですね。
カルチャー

勘違いもネタに~イチジクのフレームができたわけ~

1915年発行のPRISCILLA Tatting Book No.2の中の襟の中のモチーフに目が留まり英文を携帯の翻訳アプリでスキャンしてみると、イチジクと書いてあります。Fig はFigでもFig違い!翻訳のAIは図の略語のFig をそのままイチジクと訳していました。かわいいのでイチジクにすることに・・・
ハンドメイドビジネス

他人事じゃない!ハンドメイド作家さんを襲うインボイス制度、今のうちに考えておこう!

2023年10月よりインボイス制度というものが始まるのをご存じでしょうか?関係ないと思っていたあなたが一番関係がある制度かもしれません。税理士でも会計士でも弁護士でもないので、細かい法律や税金の説明はなしにして、ハンドメイド業界にどんな影響があるかを一緒に考えていきましょう。
カルチャー

船の仕事~とはシャトルのことか、船乗りの手作業のことか~

1921発行 Schiffchen Alrbeiten(Emmy Siebert 著)というドイツの本の中から、簡単なデザインをアレンジして、2020年にマスクチェーンを作りました。タイトルは直訳すると『船の仕事』。船の仕事とは、どう言う意味でしょう。シャトルを船に見立ててシャトルワークという意味でしょうか?それとも船の中でしていた仕事だからでしょうか?