エンドロールには出てました〜映画出演か?のおはなし

カルチャー

一昨年からご縁があって楽しみにしていた 映画『正体』が公開されました。

ご縁の始まりは、美術担当の方から連絡があり「手芸好きの役の部屋を飾るために、当店のレースの作品を貸して欲しい」とのことでした。

演劇部出身で映画好きの私が、その企画書を見た時、二つ返事で了解したのは言うまでもありません!

配役はまだ決まっておらず、文字だけの企画書に胸を踊らせました。

撮影が近づくと、横浜流星さんが主役で、うちの作品は中年女性の部屋に飾られるようでした。

wowowで亀梨君がやっていたドラマ版を見ていたので、だれの部屋かはピンときていました。

夏の撮影が終わり、冬も撮影するとのことで、翌年の冬も貸し出ししました。

「西なんとかと言う女優さんの後ろによく映っていた」と返却の時に聞きました。

これまた私はピンと来ていました。

『西田尚美』さんではないか?

皆さんはファブリーズのお母さんか、バラエティの印象が強いかもしまれませんが、私は20代の頃の『ナビィの恋』から大好きな女優さんなのです。

インスタもフォローして、富山にロケに行っていたことも確認し、美術さんが言っていた場所と同じなので、ビンゴ!

それから約1年待って、やっと公開です。

初日に店を休みにして、バイトと意気込んで観に行きました。

が…

確かにエンドロールには『Aphyu』と出てました…

しかし2人で目を皿のようにして見ていたのに、肝心なレースが見つからなかったのです(≧∀≦)

劇場が明るくなって、2人でポカンです。

「出てなかった? よね?」

これでは皆さんにお知らせできないと、私は今日2回目を観に行きました。

結果、おそらく一時停止しないとわからないくらいの秒の出演か、もしくは聞いていたシーンはなかったので、丸々カットされたか…

これでは、映画に出ました!とは言えません・・・

セリフに関係ないところでも、役の生い立ちから趣味趣向まで事細かに設定して部屋を作り込む【藤井道人監督】らしいので、それには貢献できたのではないかと思います。

犯人を追いかける刑事のように、自分の作品の『正体』を探したこの2年の、ご褒美のようなエンドロールでした

間違いなくアカデミー賞に絡んでくる作品、監督、主演の横浜流星さん、助演の山田孝之さん。

観る価値はあると思いますよ!

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