タティングにしたいほどの映画・哀れなるものたち/ゴールデンカムイ

カルチャー

1月はなんだか忙しくて、何本か観たい映画を見逃しましたが、2月に入って観た映画がとても良くて、今年のナカデミーショー(私個人が選ぶ独断と偏見に満ちた映画賞)にエントリー間違いなしの2本です。

まずは【哀れなるものたち】

公式サイトより

監督は、ナカデミーショー2019年優秀作品賞【女王陛下のお気に入り】のヨルゴス・ランテイモス

主演は【女王陛下のお気に入り】【ララランド】のエマ・ストーン

観るまで知らなかったんですが、ベネチア国際映画祭金獅子賞まで獲ってて、ゴールデングローブ賞やアカデミー賞にもノミネートされてるとか。

どうりで平日なのに、R18なのにほぼ満席だったんだ。

監督でわかるほどの映画通は別として、なんとなく観ようかなの方に先に言っときますが、予告編では何一つ言い表せていないほど、グロく、エロいですので、くれぐれも付き合いたてのカップルや、近所の奥さん達とは行かないでください。

それでも、この映画は、衣装、美術、舞台装置(船、ベッド、椅子、馬車に至るまで)がやはり素晴らしい✨

ストーリーはわかりやすく、伝えたいことが伝わる話でした。 

縛られているものから飛び出して、自由を手に入れる冒険

観たあと爽快というか、勇気が出るというか、感動すら覚えたほど。

特に衣装ですが【女王陛下のお気に入り】とは打って変わってカラフル!

ピンク、ブルー、イエロー、ゴールドなどなど。これ後ろ姿ですが、それぞれのドレスが、ありえないパフスリーブと、変わった素材で見応えがあります。

渋谷PARCOでパネル展やってました。

この売春宿の窓は放送コードギリギリ(≧∀≦)

そして空の色も絵の具で描いたような不思議な色合い。

この夕焼けの色で糸を染めたかったのですが、染-marcheの修行が足りず…

二子玉川の夕陽止まりでした。

おすすめはしませんが、私は好きな映画です。

もう一つの映画は【ゴールデンカムイ】

公式サイトより

こちらもナカデミーショー2019年最優秀作品‼︎【キングダム】と同じ製作陣、主演も同じ山崎賢人

同じ作り、同じキャストで、同じ感じなのか?と思っていましたが、話が面白い!

アクションも衣装も撮影もエンディングテーマも素晴らしい!

衣装は糸一本までこだわり、ロケ地は蝦夷原産の木の森にかぎり、違う木があるところでは撮影しなかったなど、製作陣の意気込みもすごい!

山崎賢人はキングダムとゴールデンカムイ、両方終わる気配がないので、大変だなあ…

と思っていたら、予告で【陰陽師0】でも主演だとか。

公式サイトより

どうか体に気をつけて。

そしてあなたはもっと評価されるべき。

長くなりましたが、見どころはやはり衣装です。

アシリパちゃんのアイヌの刺繍を再現してみたいですね。

タイのモン族の刺繍にも通じるものあるし。

そしてそして、エンドロールであるあるの

『井浦新どこにいた〜?』もあり、続編が楽しみです。

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