8月頭に決意し、申し込んだ適格請求書発行事業者の登録ですが、一か月かからず登録済みとの通知が来て、無事登録業者になりました。
悩みに悩んだ末に、登録業者になることを決意した理由についてお知らせします。
しなくてもいいのでは説
税理士さんや、会計士さんの話をいろいろ調べますと、
・免税業者はしなくていい
・個人事業主で大手と取引のないところは登録しなくていい
・そのうちなくなるのではないか
という楽観的な意見が多かったので、相当悩みました。
もし私が作家さんや先生ならしなかったでしょう。でもお店なのです・・・
免税業者と課税業者の境目
当店は、ぶっちゃけほぼ納税してきましたが、何かアクシデントがあると免税になり、補助金などが入ると課税になるといういわゆる一番不利な境目業者です。
消費税は、儲けとは関係なく、税抜売上1000万円が免税課税境目となりますが、家賃を考えていただいたら、この1000万円未満か越えかなんて、家賃を払うぎりぎりの売り上げだということがお分かりいただけると思います。
そうです。儲けがなくても、そのギリギリのところで消費税を払わなければいけない、払わなくていいと決まってしまうのです。それもかなりの額です。
うまくやって、980万位の売り上げで止めておきたい気持ちもありますが、少し頑張ってしまうと少し超えてしまい、結果消費税の方が高くなってしまうこともあります。
そこが悩むところでした。
インボイス制度が始まる前にいっそ規模を小さくしようというマイナスな考えもありました。
登録しようと思ったわけ
最近の売り上げは本当に厳しくなっていますが、消費税は2年前の売り上げが基準となります。
ですので登録の決め手は・・・
・登録しようがしまいが2023年は課税業者
・大手とも仕事をしないとは限らない
・仕入れには消費税を払っているのに、消費税込みで売れなくなってしまうかもしれない
・消費税をいただいていても、領収書に消費税を書けない
適格請求書発行事業者でなければ、先生や作家さんが材料を仕入れて経費にしようとしたときに、消費税を払ってもらっても、領収書には消費税が入れられないということになります。
まとめ
消費税免税の業者だからと言って他人ごとではありませんよ。
ご自身が払う方ばかりに気を取られていると、仕入れにかかる消費税、取られていても経費にできないということもあるかもしれません。
そんなわけで、ぎりぎりの業者が消費税登録業者になったのです。
ギリギリを脱却できるように頑張りたいと思いますので、どうぞ、経費の消費税込みの領収書が出せるAphyuで今後もぜひお買い物ください(^_-)-☆
こちらは一個人の考えですので、正しい税金についての知識は国税庁HPや税理士さんとご相談ください。
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