先日お店で『洋書は読めないから・・・』とおっしゃるお客様に、Google翻訳アプリのことを説明したら、とても喜んでいただけました。
すっかりコツを覚えていただけたようで、また洋書をお買い上げいただきましたので、今更ですがここで洋書について解説しようと思います。
日本語の本は初心者向けが多い
タティングは、覚えるまでが難しく、覚えてからは目で見ただけでマネできてしまう簡単な手芸だと思います。
でも、日本でタティングができるという人まだまだ少数派なので、日本で発売されている本は初心者向けが多く、経験者さんにとっては物足りないことが多いのです。
最初のテクニックと、細かな解説が多く、作品といえばアクセサリー少しと、ドイリー少しと、あればスカーフやバッグなど目玉の大物を1つ入れるともういっぱいになってしまいます。
ですからアクセだけの本、ドイリーだけの本など言われますと、洋書をお勧めするしかないのです。
洋書はビギナーと書いてある本は本当に最初の一歩しか書いておらず、レシピ本になると、写真がなかったり、図すら書いていないものもあります。
ですから初めて洋書にチャレンジするときは、言葉がわからない&説明不足でわからないということになるのです。
日本の本で練習してみよう
少ない日本の本ですから、練習に端から端まで作ってみるのがいいと思います。
デザインにこだわるといきなり難しい技法が出てきて止まってしまうので、できれば超初心者本の簡単なモチーフをいろいろ作ってみるとかから始め、ドイリー、スカーフへとつなげる(繰り返す)ことが大切です。
そのうちに、基本の技法と、図の見方や進むパターンなどが見えてくるので、そのころには手順などが身についていると思います。
簡単なモチーフで英語ではどのように表現するか調べよう
まず、英語でしたらほとんどの方が簡単な用語は理解できると思います。
でも、日本でもそうなのですが、タティングは人によって、本によって、用語や書き方が違います。
その本の最初に記号や略語の説明がありますが、人によっては作り方も違うので、その癖を把握するのが難しいかもしれません。
なので、見たことあるモチーフで、英語でどのように説明されているか比べて見てみると、その本の説明の仕方が見えてくると思います。
英語が難しい方、ほかの言語の秘密兵器
昔は辞書を引き引き調べていたのですが、今はスマホアプリで簡単に翻訳できます。(わかる方は飛ばしてください))
1.スマホのアプリストアでGoogle 翻訳などの翻訳アプリを入れる
2.カメラで本文を読み取って、言語を選択して(わからないときはすべての言語から)翻訳する
いかがですか?こんな古いドイツ語の本ですが、しっかり読めています。
まとめ
タティングができる方なら、翻訳と、画像と、図で、ある程度わかると思います。
でも目数が全部書いていない本もありますし、書いてあっても『どうしてその目数になった?』というほど適当なこともあります。
まず基本のテクニックを身に着けて、便利な機械を使って、でもなんか違う・・・そんな時は手加減や勘で立ち向かうのです。
このレシピ、ドイツの1910年のものですが、目数がほとんど書いていなくて、詳しい図も左右で違っていたりしていますので、もう実物大で、ある程度法則を統一して作っています。
でもいい感じじゃないですか?(^_-)-☆
コメント