オリムパス 染-marche スターターキット体験レポート

タティングレース

オリムパスさんから火を使わない手軽な糸染めのシリーズが発売されました。

染-marche オリムパス公式の商品ページはこちら

タティング業界でも今手染め糸ブームではありますので、ご自分で染めてみたいかな・・・と思いスターターキットだけ仕入れてみましたが、やってみなければわからないということでバイトと実験してみました。

スターターキットの中身と必要なもの

【内容】

液体染料(チェリーレッド、アクアブルー、ムーンイエロー)各10ml
カラーフィット(色止め液)10ml
染-marche 糸20/6 20m×3かせ
染-marche イージーライナー 3本
作り方説明書

【必要なもの】

ラップ
中性洗剤
透明カップ容器(糸1かせにつき1個、200ml以上)
軽量カップ(水を測る際に必要)

手順

詳しい手順は製品についているQRコードから動画が見られます。ここでは実験した手順を大まかに書きます。

糸を水で濡らし、絞ります→メモリに合わせ好みの色を作ります→糸にインクをしみこませます

隙間を開けて別の色をにじませます→ほかの色でも作ってみました→20分しみこませて、洗った後色止めをします

陰干しします→ペンに余った染料でリズベスも染めてみました→一晩で乾き、結果リズベスのような段染めが出来上がりました。

タティングに使えるか、糸と色の研究の余地

スターターキットの中には太めの刺し子糸が入っています。

染まりやすくするために、当初50%の濃度という指示がありましたが、本当は20%の目盛りで染めても十分だったと思います。

染まった糸でコースターを作ってみましたが、思ったより結いやすかったです。ただ太かったし撚りが甘いので、もっさりしました。糸はよく染まっていますが、原色過ぎてイメージの通りになるには研究が必要かもしれません。

絵の具のように混ぜて色ができるかと思ったのですが、色によっては難しかったので、いろいろな色の染料が発売されていますので、柔らかい色にしたい場合混ぜるより近い色を使った方がいいかもしれません。

余った染料でリズベスを染めた方はこちらです。

硬くて染めにくいかと思ったのですが、余った染料でこんな感じに仕上がりました。いい感じでしょ?

お客さんにこの色何番ですか?と聞かれたんですよ(^_-)-☆

感想

スターターキットで染め方のおおよその感じはつかめます。

火は使わず水だけなので、思ったより簡単で、お子さんも一緒に楽しめると思います。

本気でタティング用に糸を染めたい場合は、色や糸の具合をいろいろ試す必要がありますが、コースターくらいの20mを染めるなら、わざわざ鍋とか出さずに20分好きな色をしみこませるだけなので、本当に手軽です。

何が出るかな・・・という遊び感覚なら十分にお楽しみいただけると思います。ぜひお試しください♪

番外編

ここまでやってバイトと話したのですが、3回洗っているのにこの仕上がり、そして今ある色の完成度、やっぱりリズベスは最高!ということに(^_-)-☆ これは内緒🤐

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