タティングクリニック

ハンドメイドビジネス

最近

『糸がくるくるしてリングができないんです・・・』

というお客様が3名続きました。

糸を巻いたシャトルを持っていらっしゃるのですが

『まずその糸!』
『そして巻き方!』
『タティングとの戦いは糸を巻くところから始まってるよ!!!』

と言いたいのをぐっとこらえて

『では見せていただきますね・・・』

と言っています。

お医者さんみたいですね(^_-)

失敗リングを何個も持ってこられて、これ開けられますか?とか、

つなぎ間違えたものを『ここから直せますか?』
『いやここまで来ちゃったらもう切るしかないですね・・・』

と、本当にお医者さんみたいです(^_-)-☆

いい情報だけ目に入って、失敗したり、他の方の失敗を見ないできてしまって、修正の仕方がわからないのは、今や学校や会社でも同じなのでしょうね。

かんたんに出来ていることが当たり前で、コスパやタイパ重視の世の中では

『できないのですが・・・』『わからないのですが・・・』と言っていただくだけでも貴重なのかもしれません。

いつでもタティングのことを訊けるという専門店の立場としては、タティングクリニックを併設しているという気持ちでいないといけませんね。

余談ですが、リングを締めるときシャトルをビーっと引っ張るので

シャトルを引っ張るのではなく、リング近くの糸を持って【土から長いゴボウを引っこ抜くように】力を入れずに少しずつ少しずつ引いて・・・

と話していたら、『ゴボウを抜いたことはありません!』と言われました(>_<)

Oh オイルショック!

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